僕 ハ 君 ノ 何 番 目 ?
「好きっ!大好きです!結婚してくだはい!!」
私は祥太郎くんに飛び付いた。
ギュッと力強く抱きしめる。
「くだはいって……噛んでるし。つか、唯に先越された。フツー俺の台詞だろ?」
「じゃあ、一緒のお墓に入ってください!!」
「じゃあってなんだよ!……って、あ」
ん?
表情の変わった祥太郎くんの視線の先を私も見てみる。
「お二人さんお熱いですねぇ~」
「ホント、このくそあちぃ夏にベタベタと」
視線の先には歩くんと……直人くんがいた。
「なぁっ!!!二人ともいつの間に!?」
「ん~“元ヤン”らへんから?」
歩くんが笑顔でいう。
ぎゃぁ~~
恥ずかしい!!!