僕 ハ 君 ノ 何 番 目 ?



「好きっ!大好きです!結婚してくだはい!!」



私は祥太郎くんに飛び付いた。



ギュッと力強く抱きしめる。



「くだはいって……噛んでるし。つか、唯に先越された。フツー俺の台詞だろ?」



「じゃあ、一緒のお墓に入ってください!!」




「じゃあってなんだよ!……って、あ」




ん?



表情の変わった祥太郎くんの視線の先を私も見てみる。




「お二人さんお熱いですねぇ~」



「ホント、このくそあちぃ夏にベタベタと」



視線の先には歩くんと……直人くんがいた。



「なぁっ!!!二人ともいつの間に!?」



「ん~“元ヤン”らへんから?」



歩くんが笑顔でいう。



ぎゃぁ~~



恥ずかしい!!!











< 235 / 239 >

この作品をシェア

pagetop