僕 ハ 君 ノ 何 番 目 ?
結局、歩くんはご希望通りのかき氷を食べ、私と直人くんは普通にかき氷を食べた。
佐野 歩。恐るべし!
「なんか忘れてる気がするんですよねぇ」
「あ、俺も。なんか忘れてる」
「練乳をたっぷりかけることじゃない~?」
「「それはない」」
「2人ともひどいっ」
頭を抱えながら考えていると、ガラッとお店の扉が開いた。
「おめぇらひでぇなぁ~」
砂だらけの見覚えのある男が黒いオーラを漂わせて入ってきた。
「うわ!ゾンビ!」
「誰!?」
「誰だっけぇ?」
「おめぇら全員、呪ったろかぁぁぁあぁ!?」
ヌマー。っとゾンビは私たちに襲ってきた。