僕 ハ 君 ノ 何 番 目 ?



そのまま、私は引き寄せられて床にしゃがみこんだ。



目の前には祥太郎くんの顔が



ドキドキ――……



心臓がうるさい。



「顔……」



「ふぇ?」



緊張のあまりに変な声を出してしまった。



「何かついてんぞ」



祥太郎くんは私の頬を親指で軽く擦った。



「へ?……あっ!」



さっきのアイス!



は、恥ずかしいぃ~!










< 52 / 239 >

この作品をシェア

pagetop