僕 ハ 君 ノ 何 番 目 ?
「やっぱり、お祭りのクレープは最高です♪」
私はクレープを頬ばった。
「にしても、よく食うなぁ」
「じゃなかったら、真琴さんとの勝負だって勝てませんよ~」
「んなんだとブクブク太るぞ」
「ななな、なぜそのことを!最近、お腹の辺りがぁ……」
私がそう言うと祥太郎くんが私の腰に手を回して、私の耳元で
「お腹の辺りが……何?」
囁いた。
ちょっ!な、なんですか!?急に!!
吐息がかかって、くすぐったい。
近すぎです~っ!
心臓がバクバクしてる……。
ギュッと私は目をつぶった。