秘密な契約と掟破りな愛【続】

「……今…病院にいるっす。すぐ、来てくれませんか?」


「………え…ええ…」



もう言葉を発するのがやっとで…。病院は以前私がお世話になった事のある所だとわかり携帯を切った後すぐ急いで車を走らせた。



私は無事を祈る事しか出来ないの…?慎矢さん本人が電話出来ない程……深刻…なの…?



慎矢さん…どうか無事でいて…。



お願いだから……無事でいて…。



< 124 / 250 >

この作品をシェア

pagetop