秘密な契約と掟破りな愛【続】

そんな……。



「…慎矢さ………慎矢さんっ!!目を開けて……慎矢さんっ!!」



私は無我夢中で名前を呼び続けた。



「…っ……慎矢…さんッ……ヒクッ…っ…」









どれぐらい病院に居るのだろうか…。集中治療室の前の椅子に座ってから…だいぶ経ってる気がする…。



「…朱里っ!!」



傍へ駆け寄って来たのは亜美だった。



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