秘密な契約と掟破りな愛【続】
「あ、そうだわ。…当分は禁欲生活送らせて頂きます」
慎矢さんは何て言うのかな。ちょっと、楽しみなんだけど。
「ほぉ。上等だ」
へ?!上等だって言った?しかも…何か凄く涼しい顔をして……余裕ありそうな顔してる?
「や、約束よ?私がいいって言うまでダメなんだから」
「ああ。俺は耐えられるが…お前はどうだろうな。面白くなりそうだな」
な、何でそんな余裕そうなの?私だって、余裕なんだから。
…………多分。