秘密な契約と掟破りな愛【続】

「…慎矢さん?重たくない?」


「全く重くない」


「クスクス。力持ちなのね」


「仕事で筋トレが日課だからな。力がないと、今の仕事はやっていけん」


「そっか。肩とか、腕とか、カチカチね」



私は慎矢さんの肩と腕にそっと触れながら話しをする。この逞しい腕で…手で…胸で…私の身体を包み込んでくれるのよね。



そう思うと、また…欲情しちゃうわ。私って……変なのかな。



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