秘密な契約と掟破りな愛【続】
「思い当たる節あるんだな。病院行くぞ」
「え?今から?まだ病院あいてないわ?」
「大丈夫だ。当直の医者が一人ぐらい、いるだろが。理由言えば診てくれる」
慎矢さんは服を着替えると車のキーを手に取った。その姿を見て私も急いで用意して部屋を後にする。
まさか…妊娠?確かにする事はしてたけど……妊娠の事なんて考えた事なかった。
まだ決まった訳じゃないから…何とも言えないんだけど…。