秘密な契約と掟破りな愛【続】

と思ったら…式の間も泣いていた、お父さんを見ていたら胸が熱くなってしまってずっと涙目になってしまった。



慎矢さんは誓いのキスの時、唇か頬かどちらがいいか合図してくれて私は頬にと合図を返したのにも関わらず唇へとキスをくれた。



最初から唇にするなら、一々聞かなくてもよかったのにと思ってしまった私。



きっと、慎矢さんの事だから、私の引き攣っている顔を笑顔になる様にとしてくれたのね。



< 232 / 250 >

この作品をシェア

pagetop