秘密な契約と掟破りな愛【続】
部屋に戻ると、慎矢さんは私をソファへ座らせてキッチンへと立ち冷蔵庫を開いた。
「ご飯なら私が作るから」
「今日は俺がやる。お前は横になってろ」
「でも…そんなの悪いわ…」
「だから…気を使うのやめろって何度言えばわかんだ」
「…あ、えっと…つい」
慎矢さんは…本当によく出来た人だなって思う。こんな素敵な人が、どうして私と一緒にいるんだろって思う事もあったりする…。
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