秘密な契約と掟破りな愛【続】
「…お仕置きがいいのか」
「え?ち、違っ……きゃっ?!な、何?」
慎矢さんは鼻で笑うと、私をお姫様抱っこすると悪戯に笑いながら立ち上がり歩いて行く。
その先は……浴室?!
「ちょっ、い、嫌よっ。おろしてっ」
「…お仕置きがいいんだろ?」
「そんな訳ないじゃないっ。お風呂は…嫌よっ…嫌っ…////」
「……知らね」
脱衣所へ着くとストンと下ろされると、私は勢いよく脱衣所を後にした。
「も、もう〜…////」
いまだにお風呂に一緒に入れない。何だか恥ずかしくて。お風呂だけは…勘弁してよ〜。明るい所で身体見られちゃうじゃない。