秘密な契約と掟破りな愛【続】
*お前を抱きたい*−慎矢Side−
「…ねぇ……もっと…」
朱里の様子がおかしい…。さっきから…ねだってばかりだな。これ以上やったら明日に響くんじゃねぇか?
「…どうした?まだ足りねぇのか?」
「もう少し…繋がっていたいわ…」
俺を見上げるお前の姿はたまらなく、俺の自制心を掻き乱して行く。無理はさせられねぇって思ってんのに……それ以上誘うな。