秘密な契約と掟破りな愛【続】
今は俺だけの女なのにな。独占欲が出ちまうと我ながら情けなくなる。
お前を抱いた後微かに涙目になってたのは気のせいか…?何か…嫌な予感がする…。
「……ねぇ慎矢さん」
「何だ?」
眠たそうにぼーっとしながら小さく呟くお前。お前が考えてる事は…よくわからねぇ。っていつも思う。
「………好…き…」
「フッ。……俺もだ」
寝てんのか起きてんのかわからねぇまま、何今更告白してんだ。