恋のウタ
「俺の好きな人美羅だよ」
…ほら、ネ
この僕がフられる筈が無かった
だってそうだろう
やっぱり僕なんだろう??
だから、だから君に恋をしたんだ…
★
ある日
姉さんから聞いた
姉さんの小学校時代の淡い恋を
姉さんは彼氏ではないものの両思いの人が居たらしい
いまでもその人とは仲がいいらしく家にもたまに来ていた
しかし小学校のような小さな世界で生きてきた
中学生になりまわりにからかわれるようになって
二人はお互い離れていったらしい