恋のウタ

だけどきっと海斗の耳にもそのことは入った

でも僕は楽しかったし、海斗が僕をほっとくからイケないんだし、海斗がやきもち妬いてくれないかな?とも密かに思った

「おい、美羅!!」

放課に呼ばれて振り返ると

「彼氏」

そう言って隆臣が指差したのはもちろん海斗

「お前黙れ!!」

そう言ってじゃれあう2人を見て微笑んだ

僕はかんじがいしていた

海斗だって仲良しの女の子ができたなんて知らなかった

< 9 / 16 >

この作品をシェア

pagetop