大好きがいえない。



―――――次の日の教室。




「おっはよーっ♪」


『おはよー!朝からテンション高いなあ』

「まあまあ、茜さん!そうかたくおっしゃらずに☆」


『真実、いいことあったでしょ?』


「ふぇっ?!」


『…(笑)島元先輩だ』


「!!!!!!!!」


なんでー!
茜なんで分かるのよ~っ

何も言ってないのになあ…


『何で知ってるかって思ってるでしょ(笑)』

「(゜_゜)(。_。)うんうん」


『最近、島元先輩のことしか言わないし、そうかなー?って思って言ってみたらまさかの…図星!☆』


ひょぇー…
なんだそりゃ…


「わっ分かりやすい?!」


『うん。とっても(笑)』



そうだよなぁー…

あまり口外しちゃだめだあ


「あ、茜…!」


『誰にも言わないよ☆』


違うよーっ


「そうじゃなくて、恋愛感情もってるわけじゃないから…ね……?」


『はいはいっ♪』



もーう…
はいはいって本当なんだからあ



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