［完］俺様とお姫様の約束

「聖夜！！！」


「そんな大声出さなくてもめちゃくちゃ近くにいるじゃないかよ」


「ごめん・・・ねえいつからいたの？」


「うんとね～でも聖夜・・・教室で言ったことは嘘ではないからね☆のとこかな？」


「・・・」


はずかし～！！



聞かれてたなんて！！


「蘭」

「何？」


「俺も蘭しか愛せないし愛さない！」


「聖夜・・・」


「なんだよ！」


「ありがとう！」





「そこのラブラブなカップルいい加減周りを見てくれませんか？」


「お前には言われたくない！」


「何～！！聖夜こそなんでここまで来てるのよ！」


「蘭が聖華のせいで怒られてないか心配だったんだよ！案の定怒られたんだろ？」


「ぎぃく！なんで分かるのよ！」


「蘭が今日は怒りっぽいからな～その原因はお前しかいないしな！！」


「二人ともここでけんかしないでよ！」


「俺はバカじゃないからそれくらいわかってるって！蘭いつものところで待ってるからな！」


「わかった」




聖夜は逃げるようにして出ていった。