[完]俺様とお姫様の約束
トントン


「失礼します……」


「なに落ち込んでるんだよ佐藤!」


「はぁ…―」


「まぁいい座れ」


「はい」


担任と向かい合うように座った。


「進路のことか?」


いきなり!?


「はい…―」


「まぁ進路の事は後で話すとして先に結果を返す」


机の上に置かれた結果表



よくみるとほとんどが95点以上こえている。


「先生これ別の人のじゃあないですか!?」


「これはお前のだよ間違いなく!」


自分のなんだ…―


「毎回全国1位だな!それに今回は蘭が断トツでな!」


そうだった自慢じゃないけど毎回模試では


潤と聖夜と同点で毎回1位だった。



でも今回は今まで以上にいい結果だった。


「今回はよく頑張ってたな!」


「ありがとうございます」

「実はな潤に聖夜に蘭にはM大からの推薦が来ているんだよ!」


「M大からですか?」


M大は全国1の大学


「あぁもう二人には言ったんだがな」


「そうですか…―」


「まぁしっかり親と話し合って決めればいい!」


「はい」




「ありがとうございました」
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