[完]俺様とお姫様の約束
聖夜君を案内しないといけなくなった。


でも練習があるんだよね…

「蘭!案内しろ!!」


えっ!性格変わった?


「聖夜君ごめん。今から練習なんだよね…」


「蘭、沙織先輩には言っとくから田崎君を案内してあげなさい!じゃあまた明日ね田崎君〜」


「濱田さんさようなら」


「彩香よろしく〜出来るだけ早く行くね」


「はいよ」


「じゃあ早速案内してもらおうか」


「ねえ一つ聞いてもいい?」


「なんだよ」


「なんで手繋いでるの?」

「俺が繋ぎたかったからいいだろう!なんか文句あるか?」


「うぅん何にもないです」

「じゃあ行くぞって俺知らないし!」


「どこから行きたい?」


「どこでもいい」


「まずは職員室からね」


「あぁ」



とはいったもののかなり緊張しているんだよね・・・・・



「見てみてあの人かっこよくない?」


「でも彼女持ちじゃない?手繋いでるしって蘭ちゃんだよ」


「あの二人なら納得行くかも!」


「いえてる〜!」




やっぱり手を繋いでいたらカレカノって思うよね。



ねえ聖夜君はどう思っているの?
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