[完]俺様とお姫様の約束
部屋自体は隣なんだけど部屋が広すぎるから扉まで行くのに遠いんだよな…

「蘭!俺だけど今いいか?」


「いいよ!」

ガチャ

「どうしたの?」


「いや風呂上がりか?」


「えっまあ今上がったところだったよ!」


「ちゃんと乾かせよ」


「うん!ありがとうね」


「蘭またシフォンケーキ作ってな!」


「うん!実は潤の為に作ったんだよね」


「俺の為…」


「最近疲れた顔してたからさ潤」


「たしかに最近忙しかったからな」


「だから甘いものでもって思って聖夜が好きなシフォンケーキを作ったの!」


「やっぱり聖夜絡みか!まあでも蘭ありがとうよ!!」


「あんまり無理しすぎないでよね」


「分かってるよ!父さんにも言われてるし」


「なら大丈夫だね!潤の支えとなってくれる素敵な人が見つかるといいね」


「ご心配どうも!まだ運命の人に出会えてないだけだよ!蘭も聖夜と仲良くな!!」


「うん!じゃあそろそろ寝るねおやすみ」


「おうおやすみ」

やっぱり蘭としゃべってると落ち着くな。

疲れなんて吹っ飛んだ。

蘭、俺は蘭みたいな人がいいのかもな〜
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