*天然彼氏の観察日記*
「唯は…嫌なの?」
うっ…また囁き攻撃…即死決定…。
『嫌じゃないけど…あたし…したことないし…?』
「じゃあ俺が教えてやろうか?」
『…!!///』
れ、冷静になれ、あたし!
今は、完っ璧稜斗のペースじゃない!
直さないと!自分のペースに!!
ちらっと稜斗を見るとすっごい笑顔…。自分が何言ったのかわかってんのかな。
『りょ、稜…「あ、もう7時前じゃん。そろそろ帰れ。怒られるぞ?」』
『へ…?』
「冗談に決まってんじゃん。時間もないし、早く行け。」
『…う…うん…?』