*天然彼氏の観察日記*





「稜斗って名前で呼んでくれただけで満足だから。」



また最高な笑顔。あたしこれに弱いかも…。



「また明日なっ!!」


『…うん。また明日!』



なんだろう。今日の稜斗一段と優しかった気がする。久々に変態な話も混ざったけど…///







辺りがさっきよりも暗さを増していた。



ふと近くの公園に目を移すと、大きな時計が目に入った。



……6時53分……





…53分!?



『やばいっ門限っっ!』



全速力で家まで走ればなんとか…。
間に合って!!



足が壊れるんじゃないかってぐらい頑張って走った。






< 15 / 80 >

この作品をシェア

pagetop