*天然彼氏の観察日記*
喜んでる隆介さんをかわいいと思ったのもつかの間、ほっぺにチューされた。
一部始終を見ていたクラスの女子はキャーッと叫んだ。
「お礼だから。じゃ食べよっか。」
隣の椅子を取り出して座った。
『りょ…隆介さ、ん?こ、こで食べるんですか?』
まだ整理のついてない頭で必死に言葉を搾り出した。
「ん?当たり前。」
そのあと、小さく「みんなに見せつけたいじゃん?」と言われた。
どーゆう意味?
わけのわからないままお弁当を食べはじめた。
しばらくすると携帯がなった。
携帯を取り出してメールを見てみると、稜斗からだった。
『隆介さん。稜斗が一緒にお弁当食べない?って言ってますけど…。』
「メール稜斗からだったの?」