私vs国連 〜悲劇の世紀末救世主伝説〜


港からは、「ボロい割にやたらと速度の速い小型船」に乗って進むこと一昼夜。


二人は、とある港にたどり着いた。


すでに知らせを受けていたのか、港には多数の軍人、民間人が人垣をつくり、


「万歳(マンセ)〜〜〜!!」


「万歳(マンセ)〜〜〜!!」


と、二人の無事の帰還を喜んでいる。


その歓迎を何事もなく受け止めているネズミ男は、軍人数人と何やら話し込んでいた。


「……さ、ではケンシロウさん、参りましょうか。」


そして、彼の手をとり、いずこかへと車で走り出したのだった…………。





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