【禁断の恋】赤い嘘【完】
化学室での突然のキス。
初めてのキスが星矢でよかった。
そのキスが星矢にとってどうでもいいものであったとしても……。
「あ、それと言い忘れてたんだけど今週の土曜日お父さんと二人で出掛けてもいい?」
「何か用事あるの?」
「結婚記念日なのよ。だから……ちょっとだけいいかしら?」
「いいよ。ごゆっくり。どっかに泊まってくれば?」
「あら〜珍しい。随分大人になったのね。頼もしいわ」
母はニコッと嬉しそうに笑い、私の頭を撫でた。
初めてのキスが星矢でよかった。
そのキスが星矢にとってどうでもいいものであったとしても……。
「あ、それと言い忘れてたんだけど今週の土曜日お父さんと二人で出掛けてもいい?」
「何か用事あるの?」
「結婚記念日なのよ。だから……ちょっとだけいいかしら?」
「いいよ。ごゆっくり。どっかに泊まってくれば?」
「あら〜珍しい。随分大人になったのね。頼もしいわ」
母はニコッと嬉しそうに笑い、私の頭を撫でた。