【禁断の恋】赤い嘘【完】
そして携帯を手に取り、すぐにメールを打つ。


『茜、今日暇?』


星矢はまだ寝ているのか隣の部屋からは物音一つしない。


『暇!姫華の家遊びに行ってもいい?』


『いいよ。待ってるね』


茜と私の家はさほど遠くない。


私はすぐに身支度を済ませ、茜の到着を待った。
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