【禁断の恋】赤い嘘【完】
「あのさ、前々から聞こうと思ってたんだけど……」
「何?」
一度間を置き、ベッドに座り直すと茜は私の目を真っ直ぐ見つめ問い掛けた。
「姫華……星矢くんの事が好きなんじゃないの?」
「え……?」
あまりに唐突な質問に私は言葉を失い、目を泳がせるしかなかった。
「隠さないでよ。あたし、本当は気付いてたの。
姫華が星矢くんの事が好きだって……。でも、いつか姫華が話してくれる日が来るまでって……ずっと待ってた」
嘘でしょ……?
茜はいつから私の気持ちに気付いていたの?
一気に心臓が暴れだし、手の平に汗が滲む。
「何?」
一度間を置き、ベッドに座り直すと茜は私の目を真っ直ぐ見つめ問い掛けた。
「姫華……星矢くんの事が好きなんじゃないの?」
「え……?」
あまりに唐突な質問に私は言葉を失い、目を泳がせるしかなかった。
「隠さないでよ。あたし、本当は気付いてたの。
姫華が星矢くんの事が好きだって……。でも、いつか姫華が話してくれる日が来るまでって……ずっと待ってた」
嘘でしょ……?
茜はいつから私の気持ちに気付いていたの?
一気に心臓が暴れだし、手の平に汗が滲む。