【禁断の恋】赤い嘘【完】
【9月13日】
両親が北海道に行った。
一週間、姫華と二人だけ。家に帰ると、姫華はリビングで震えていた。
雷が怖いのは昔からだ。
抱き付かれて理性が保てなくなりそうだった。
一週間、炊事だけ担当することにした。
洗濯、掃除は姫華。
自分の部屋に入られたくないだろうし、無難な選択だな。
姫華が作ってくれたカレー旨かった。
【9月14日】
姫華と買い物に行った。
俺が作ったハンバーグを嬉しそうな顔で食ってる姫華見てるとすげぇ幸せだった。
ずっとこの時間が続けばいいのに、そんなことバカなことばかり考えていた。
『彼氏つくれ』
そんな台詞絶対に言いたくなかったのに。
ソファーに押し倒すと俺の体の下で姫華は震えていた。
ごめんな、姫華
俺の勝手で姫華を傷付けて。
本当にごめんな
「……何で私のことばっかりなの?」
星矢の手帳は私の名前で溢れていた。
両親が北海道に行った。
一週間、姫華と二人だけ。家に帰ると、姫華はリビングで震えていた。
雷が怖いのは昔からだ。
抱き付かれて理性が保てなくなりそうだった。
一週間、炊事だけ担当することにした。
洗濯、掃除は姫華。
自分の部屋に入られたくないだろうし、無難な選択だな。
姫華が作ってくれたカレー旨かった。
【9月14日】
姫華と買い物に行った。
俺が作ったハンバーグを嬉しそうな顔で食ってる姫華見てるとすげぇ幸せだった。
ずっとこの時間が続けばいいのに、そんなことバカなことばかり考えていた。
『彼氏つくれ』
そんな台詞絶対に言いたくなかったのに。
ソファーに押し倒すと俺の体の下で姫華は震えていた。
ごめんな、姫華
俺の勝手で姫華を傷付けて。
本当にごめんな
「……何で私のことばっかりなの?」
星矢の手帳は私の名前で溢れていた。