【禁断の恋】赤い嘘【完】
「ヤバっ!星矢くん降りてきたよ?早く隠れなきゃ!」


『姫華が好き』


そんな星矢の近親相姦ともとれる衝撃の言葉を耳にしているはずなのに、茜は驚いた様子もなく冷静にそう言い放った。


でも時すでに遅し。


階段を降りようとする私の腕を大きな手が掴んだ。
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