【禁断の恋】赤い嘘【完】
「え?嘘?やだ……やだよ!!!」


ギュッと閉じていた目を開け布団から飛び出す。


でも辺りは真っ暗で。


先程の雷が送電線に落ちたようだ。


「……懐中電灯。そうだ!一階に懐中電灯がある!」

居ても立ってもいられず部屋を飛び出し携帯の明かりを頼りに一段一段慎重に階段を下りていく。
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