【禁断の恋】赤い嘘【完】
「お前の部屋まで聞こえてたんだ?」


「まぁ……たまにだけど…」


こんな話を星矢とするなんて気まずい。


早く話を逸らさなきゃ。


でも焦れば焦るほどどんどん深みにはまっていく。


どうしたら良いか分からず目を泳がせる私に星矢はニヤッと妖笑を浮かべた。
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