フタリの事情。
……って、何センチ入ってんだ俺。
らしくねーって、こんなん。
あーもー話題変えよう!
そう決めて、俺が口を開きかけると、
「てっちゃんは……学校、楽しい?」
「え?」
思いがけず聞き返されて、ちょっとビビった。
「楽しいに決まってるよね!
……てっちゃん、すごい人気あるし」
人気??
って、誰が?
俺がかぁ?
「なんだそれ?」
「だっててっちゃん、ファンクラブあるって聞いたよ?
わたしのクラスの女子にも、てっちゃんのファンの子いるし……」
はぁ!?
ふぁん?
それ、俺じゃなくて、
「俺の友達にすげー人気あるヤツで、ワタルってのがいるけど。
お前、ワタルと俺のこと、カン違いしてんじゃねぇの?」
らしくねーって、こんなん。
あーもー話題変えよう!
そう決めて、俺が口を開きかけると、
「てっちゃんは……学校、楽しい?」
「え?」
思いがけず聞き返されて、ちょっとビビった。
「楽しいに決まってるよね!
……てっちゃん、すごい人気あるし」
人気??
って、誰が?
俺がかぁ?
「なんだそれ?」
「だっててっちゃん、ファンクラブあるって聞いたよ?
わたしのクラスの女子にも、てっちゃんのファンの子いるし……」
はぁ!?
ふぁん?
それ、俺じゃなくて、
「俺の友達にすげー人気あるヤツで、ワタルってのがいるけど。
お前、ワタルと俺のこと、カン違いしてんじゃねぇの?」