歌姫
「はっはっはっ、これはまた綺麗なお嬢さん方がいるもんだ」

と、愉快な笑い声が聞こえてきた

貴族の身なりをしているところから

位は男爵ぐらいだと予想できた

「・・・なんだ、あのおっさん」

「あれは・・・」

キルヴァは鬱陶しそうに

その男爵を見て

レイスは

自分の記憶の中から

その男爵を思い出そうとした
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