歌姫
「……とりあえず、この子達に綺麗な服を着せてあげなければ」

伯爵は微笑んで私たちを見た

「シェイラさんこの子達に綺麗な服を着せてくれないか」

伯爵は私とキルヴァをメイド長と思われる人、シェイラさんに任せた

「はい、分かりました……お嬢様、お名前は?」

シェイラさんは私たちと同じ目線まで屈んで微笑んだ

「……私はレイスです」

「俺はキルヴァだ」

メイド長はキルヴァの口調を聞いて少し驚いていた

「……ふふふ、面白いお嬢様ですこと」

メイド長は、私とキルヴァの頭を撫でた
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