歌姫
「も、申し訳ございません!!姫様がお一人で練習したいと申しましたので・・・」

カトリスは震えていた

「まぁまぁ、そう怒るな・・・カトリス、練習とは何のことだ?」

イライラしている王妃をなだめ

王はカトリスに優しく聞いた

「は、はい・・・実は、姫様は、『セトリア』様に自分の歌を認めてほしかったそうで・・・」

カトリスがそういった瞬間

王妃が立ち上がり

「セトリアを呼びなさい!!」

と言った
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