【短編 時間を越えて】
「以上が重要な部分になります。
法律についても吉沢さんの時代とは違いがありますから資料をきちんと読んでおいてください。」

亨は手にした資料を机に置きため息をついた。

「それと…、」

「まだあるんですか?」

亨は少しうんざりした表情を見せた。

「明日の午前中、身元引き受け人となる方がお迎えにあがりますので。」

「身元引き受け人ですか?どなたがいらっしゃるんですか?」
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