【短編 時間を越えて】
「ねぇ、亨?」

「ん?どうした?」

亨は顔をあげ、美紀を見つめた。

「絶対幸せになろうね!」

亨は頷いて答えた。

「そうだね。 幸せになろう。」

時計を見ると、式の時間まであと10分となっていた。
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