お家に帰ろう。
口には出さないだけ…
もしくは、
話せる相手がいないだけで
実は皆、心のどこかで同じようなコトを思っているかもしれない。
それを実行するかどうかは、また別として…
「お、このページ全問正解だよ。やるじゃん。」
「まーね。」
「俺が教えなくてもイーんじゃね?」
「春になったら家出て行くんだから、こーやって居られるのも今のうちでしょ。」
「遊びに来りゃイイだろ。」
「…ねえ、まーくん。」
「ん?」
「受験が終わったら、何かご褒美ちょうだいな!」
「あ、いーよ。何が良い?今、俺バイトで潤ってるから。」
「…考えとく。」
「ん。あ、あんまり高価すぎるモノはちょっと…」
「しょうがないなぁ。」
「何だよそれ。あと遥には言うなよな。あいつの受験の時は何もしてやってねーから俺。」
「分かってる。」
「じゃあ、次、このページ。」
「楽しみだな〜。何にしよう。」
「まずは合格してから。さっさとやれ!へへへ、アメとムチだ。」
「その分アメが巨額化するけど、いーの?」
「ダメ。…?つーかさ、俺への報酬は?」
「あたし、女子校にしたんですけどぉ!」
「あ、そっか。」
「だいたいさぁ、勉強見るって自分から言い出したことじゃん。」
もしくは、
話せる相手がいないだけで
実は皆、心のどこかで同じようなコトを思っているかもしれない。
それを実行するかどうかは、また別として…
「お、このページ全問正解だよ。やるじゃん。」
「まーね。」
「俺が教えなくてもイーんじゃね?」
「春になったら家出て行くんだから、こーやって居られるのも今のうちでしょ。」
「遊びに来りゃイイだろ。」
「…ねえ、まーくん。」
「ん?」
「受験が終わったら、何かご褒美ちょうだいな!」
「あ、いーよ。何が良い?今、俺バイトで潤ってるから。」
「…考えとく。」
「ん。あ、あんまり高価すぎるモノはちょっと…」
「しょうがないなぁ。」
「何だよそれ。あと遥には言うなよな。あいつの受験の時は何もしてやってねーから俺。」
「分かってる。」
「じゃあ、次、このページ。」
「楽しみだな〜。何にしよう。」
「まずは合格してから。さっさとやれ!へへへ、アメとムチだ。」
「その分アメが巨額化するけど、いーの?」
「ダメ。…?つーかさ、俺への報酬は?」
「あたし、女子校にしたんですけどぉ!」
「あ、そっか。」
「だいたいさぁ、勉強見るって自分から言い出したことじゃん。」