運命の恋
最終章 運命の恋
――――――
あなたに出会うまで、私はずっとこの運命を呪っていた。
どんなにあがいても…運命は変えることができないものなんだ、って…
でもね、今は違うの…
こんな呪われた運命の中で、私はあなたに出会えた。
それは…奇跡なんじゃないかって、そう思うの。
ただひとつ…後悔があるとしたら…
もっと早く、自分の運命の中に隠れていた奇跡に出会いたかった…
いえ…
出会えるように、自分の足で歩めばよかった…
アラン…
私は…あなたを…
――――――
最終章 運命の恋