バスケの恋
「もういいよ。」





私がそう言うと恵子はすっごくびっくりした顔でこっちを見た。






「確かに、あの時は辛かったよ?



でも、こうして謝ってくれてるし、私、恵子のこと好きだから!」





「美緒…ありがとう。


私、美緒と小池君が仲良くして嫉妬してたんだ。




キャプテン同士だったから関わりもあったし……



美緒は私にいっぱいバスケのこと教えてくれたのに




私は自分勝手な気持ちで美緒のこといじめてた。



ほんとにごめん。」



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