優しいあのヒト〜隣のイケメンくん〜
「だから私、修ちゃんの大学受けようと思うの」



無謀なのはわかってる。



「そう。莉子ちゃんなら必ず受かるよ」



修ちゃんにそう言われたらなんだか本当に受かれる気がした。



「死ぬ気で頑張るよ!!」


「僕も死ぬ気で夢を叶えるよ」



久しぶりに見た気がした。

修ちゃんの優しい笑顔。
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