優しいあのヒト〜隣のイケメンくん〜
「あーいたいた修二!!」



ゼミの友人がぼくを呼ぶ。



「チッ、邪魔しやがって」



舌打ちをする侑斗に構わず僕は友人の方へ体を向けた。



「先生呼んでたぞ。留学がどうとかって…」


「そか、ありがとう。すぐ行くよ」


「おー。じゃまたゼミで」
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