いぢわるなアナタ〜隣のイケメンくん〜
「玲ちゃん」


「起きてたのか」


「うん、今起きた」


心配そうな表情をした玲ちゃんが健三に気づく。


「……看病するやつが熟睡してちゃ世話ねぇな」


私はため息をつく玲ちゃんを見て笑った。


「大丈夫か?」


そう言って玲ちゃんは私のおでこに手を伸ばす。


余計に熱が上がりそう……

「玲ちゃんが運んでくれたんだよね?ありがとう!」


「倒れてパンツ見えてる奴放置できねぇからな」


「うそっ!?///」


「冗談だよ」


もぅ、玲ちゃんのいぢわる!!
< 28 / 148 >

この作品をシェア

pagetop