夢の観覧車
「綾瀬さん。お茶でも行きませんか?」

「うん。行こうか。」

病室の近くのコーヒーショップは満員だったが 

数分後、席が開いた。 

「淳平君もお水飲む?」 

「有難う。」

「綾瀬さんはどんな本読むんですか?」

「うーん。そうだなぁ心理学の本とか結構読むかなぁ後、自己啓発本とかも好きだよ。でも立ち読みが多いけどね」

「マァフィーとかも?」

「うん。読むよ。」 

「はい。これ最近気持ちが上がった本」 

と一冊の本を渡された  

曲広尾 「がむしゃらに夢へ」


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