夢の観覧車
淳平は週に一度のペースで空手道場に通い 月に一度カメラスクールへ通い続けていた。 


父さんの病院へも時間がある時には顔を出していた。 
典子さんとはたまに駅まで一緒に帰って病院での事等を相談に乗ることも… 

難しい言葉がたくさん出てくるから聞いてあげてるだけだったけど  

「今度、難しい試験があるんだぁ。淳平君、いつも愚痴を聞いてもらったりして有難う。私もいつも心より応援してるね」 

そう言われた淳平は素直に嬉しく 

自分がいつも父の事でお世話になってる典子さんに出来る事は何かないかイメージしてみた。



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