夢の観覧車
土曜日 

早く着いた淳平は 

道場近くの本屋さんへ  

淳平の目に飛び込んできた本は  

「生きることに無駄はない。」 

始めての習いごと  

緊張で文章も頭に入らなかった。 

でも、今でもこの本のタイトルは忘れていない。
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