Boys Kissシリーズ・『軽いキス』
「でも俺には自信があるよ」
「自信?」
間近で微笑む顔は、確かに自信に満ちている。
ああ…この顔だ。
この顔が見たくて、オレは必死にコイツを主役に推薦したんだ。
「そっ。ずっと俺に夢中でいさせる自信。俺しか見られなくさせる自信。演劇を続けていけば、離れられないだろ?」
「まあ…な」
「だからずっと側にいてよ。俺を輝かせてくれるのはお前しかいないんだから」
こんなのっ…卑怯だ。
演劇をしているコイツを見たければ、ずっと側にいろなんて…。
「自信?」
間近で微笑む顔は、確かに自信に満ちている。
ああ…この顔だ。
この顔が見たくて、オレは必死にコイツを主役に推薦したんだ。
「そっ。ずっと俺に夢中でいさせる自信。俺しか見られなくさせる自信。演劇を続けていけば、離れられないだろ?」
「まあ…な」
「だからずっと側にいてよ。俺を輝かせてくれるのはお前しかいないんだから」
こんなのっ…卑怯だ。
演劇をしているコイツを見たければ、ずっと側にいろなんて…。