丸腰デパート・イケメン保安課
ただでさえ不思議なおじぃさんに遭遇したってのに!
ため息をつき、ドアの前に立ち尽くす私…。
仕事前に疲労感を感じる。
「どうしました?」
家紋さんが、本から私に顔を向けた。
「…ついさっき、不思議なおじぃさんに遭遇しまして」
「不思議なおじぃさん?」
ふぅん…と家紋さんはうなづく。
「その方がおじぃさんですか?」
その方?
家紋さんの視線は、私の後方…まさか……。
「ほほほ…おじょうさんは保安課の方でございましたか」
「―――!?!」
声!!
私の後ろには…さっきのおじぃさんが!!
憑いて来ちゃったぁ?!
「何…なぜここにっ?!」
「奇跡でございます」
「いつから後ろに?!」
「あそこからでございます」
あそこからっ?!
つーか微妙に話が噛み合わないんですけどっ!!
「ミッチー…ミッチーじゃないかぁ?!」
マット運動をしていた主任が、逆立ちをしながら突然叫んだ。
ミッチー?!
「お久しぶりでございます。笙坊ちゃま」
坊ちゃま?!
「司様、大輝様、貢様も…お久しぶりでございます」
「ミッチーさん?!」
「ミッチーだっ!」
皆の知り合い?
「綾美!ミッチーを紹介するからなっ!」
ため息をつき、ドアの前に立ち尽くす私…。
仕事前に疲労感を感じる。
「どうしました?」
家紋さんが、本から私に顔を向けた。
「…ついさっき、不思議なおじぃさんに遭遇しまして」
「不思議なおじぃさん?」
ふぅん…と家紋さんはうなづく。
「その方がおじぃさんですか?」
その方?
家紋さんの視線は、私の後方…まさか……。
「ほほほ…おじょうさんは保安課の方でございましたか」
「―――!?!」
声!!
私の後ろには…さっきのおじぃさんが!!
憑いて来ちゃったぁ?!
「何…なぜここにっ?!」
「奇跡でございます」
「いつから後ろに?!」
「あそこからでございます」
あそこからっ?!
つーか微妙に話が噛み合わないんですけどっ!!
「ミッチー…ミッチーじゃないかぁ?!」
マット運動をしていた主任が、逆立ちをしながら突然叫んだ。
ミッチー?!
「お久しぶりでございます。笙坊ちゃま」
坊ちゃま?!
「司様、大輝様、貢様も…お久しぶりでございます」
「ミッチーさん?!」
「ミッチーだっ!」
皆の知り合い?
「綾美!ミッチーを紹介するからなっ!」