丸腰デパート・イケメン保安課
おかしい!おかしすぎる!
有り得ないっ!!

「いいなぁ〜俺も行きたかったなぁ」
栗田さん!本心ですか?!

…本心だろうね。


「大輝は三歳だったからな」
「でも、行くって騒いで…」
「仕方ないから幸子に預けようと…」

幸子?!また出たぁ!!

「でも幸子は、NASA研究所の強制定期身体検査でいなくて」

NASA?!宇宙関係!!身体検査?!

「幸子様でございますか!」
ミッチーも知ってるの?!

ミッチーは、瞳を細めてしわくちゃな顔に悲観を浮かべてる?

「幸子様は定期的なメンテナンスを施されませんと、…になられてしまいますから。ご苦労お察し致します」

今何て言ったの?!
幸子が何?!ねぇ!

「幸子もダメだから、結局大輝は家紋さんちに置いて来たんですよね?」
「ああ!ウザイしなっ!司んちのETの小屋の前に鎖で繋いだんだったな!」
「普通に虐待じゃないの?!」

それに家紋さんちのETってのがすっごい気になるよぉっ!!


「本当に…ミッチーにとっては笙坊ちゃま、そして皆様方のご成長が何よりも喜びでございました。特に、あそこでアレを巻いて引いた時は…涙さえも流れて…」

あそこ…アレ…引く巻く…何っ?!
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